「面接」イコール「書類選考に通過した」「企業の求めるニーズに合致している」ということを意味しています。そこでいかに自分をアピールできるかが重要です。
転職の面接は新卒採用とは異なり、必要な経験・スキルを持っているか、長期的なスパンで見て安定して活躍できそうか等の視点で質問されます。
自己分析・企業研究の下準備をしっかり行い面接に臨みましょう。
企業は、大きく分けて以下の3点から、応募者を見極めます。
1.資質
履歴書・職務経歴書の記載どおりの能力があるか、期待できる利益貢献と待遇のバランスはどうか。
2.意欲
動機が明確か。職務に対して、企業に対して熱意があるか、自発的に仕事に取り組む人物か。
3.適応性
協調性があるか、コミュニケーションスキルはあるか。
ー第一印象が大事!
面接は「最初の5分で決まる」といっても過言ではありません。
第一印象をいかによくするかが重要な戦略となってきます。
話し方、笑顔、視線、全体の振る舞いや雰囲気から、お人柄、信頼度などが伝わります。
また、服装に気をつけることも重要なポイントです。
男性・女性ともに清潔感が第一となり、一般的な職種であればスーツを着用します。色は紺やグレー、黒が定番です。髪型もしっかり整えて清潔感をアップしましょう!
ー質疑応答は明確に!
「履歴書」「職務経歴書」に記載されている事項の確認がされる場です。自分の経験、知識、スキルを述べ、希望する職務へ自分がいかに適しているかをアピールします。経験や実績は出来るだけ「具体的に」、「客観的に自分の能力」を説明するように心掛けてください。
話を聞く時も回答する時も面接官の目をしっかり見て対応します。熱意と誠意が伝わるように明るい笑顔でハキハキと話をしましょう。
ー最後の質問は前向きに!
面接の最後は「何か質問はありますか?」と聞かれます。「特にありません」と答えれば、面接官は意欲のなさ、消極性を感じます。 良い質問をすると面接官に好印象を与えます。企業研究をしっかりして、積極性を印象づけるような質問を5項目ぐらい考えておきましょう。
悪い質問例
- ・「わたしの印象はどうでしたか?」
- ・給与面・休日など待遇についての細かい質問
良い質問例
- ・もし、内定をいただきましたら事前に勉強しておくべきことはありますか?
- ・ ○○の件について、先ほどご説明を受けましたが、今後どのような計画があるのか差し支えのない範囲でお教えいただけないでしょうか?